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フィリップ・ホセ・ファーマーまだ生きていたんですね。日本語になったものは、全部読んでます。ジョン・カーターものとか、書いて欲しかったと思います。
今日、西荻図書館の帰りに前を通ってきました。やっぱり他のお店に。かなりショック。復活を祈ってます。
さて、e-Taxによる確定申告も2年目です。まずは、国税庁のサイトを確認。2年目なので、電子証明書の取得、e-Tax開始届の提出、利用者識別番号の取得は終わっています。まだの方は、昨年の記事を。もちろん、「公的個人認証サービス利用者クライアントソフト」のインストールも終わっています。昨年はここで、「確定申告書等作成コーナー」で申告書の作成を行ったのですが、今年は「e-Taxソフトをダウンロードする」に変わっています。どうやら、ローカルに申請ソフトをダウンロードできるようになったようです。ここで、ルート証明のインストールが出てきますが、昨年インストールしてあるので大丈夫と思っていたら、財務省認証局、財務省運用支援認証局から、政府共用認証局発行のものに変更になってました。危ない!とりあえず、ルート証明の再インストール。ソフトをダウンロードして、平成20年度用のものをインストールしました。ぼくに必要なのは、確定申告書の白色B、収支内訳書、原泉徴収書の3つなので、適当に書式を追加インストール。利用者識別番号を入れて、無事起動。申告書の作成にかかりました。ところが、昨年までの、「確定申告書等作成コーナー」と違い、基礎控除の数字が入っていなかったり、数値を入れても自動的に計算をしてくれたりしません。面倒なので調べてみると、昨年までの「確定申告書等作成コーナー」も使えるようです。こちらで、結局作成して、そのまま申告を電子証明で申請しました。申請時に、カードリーダーが認識しなくなっていたため、Java環境用の「JRE」も再インストールする必要がありました。青のLEDが、カードを差し込むとオレンジに、そして送信ボタンを押すと、オレンジが点滅して終了すると、元のオレンジに戻ります。
これで、無事申請終了。
e-Taxのサイトトップにある「受付確認(ログイン)」から、ログインし、提出確認メールが来ているのを確認できました。メニューで申請等送信票と、申告書Bの控えを印刷。申請等送信票によれば、原泉徴収票は提出省略になってます。「収支内訳書」は、提出しなければならないので、サイトからPDFをダウンロードしました。収支内訳書は、郵送で大丈夫のようですが、大手町の合同庁舎は歩いて10分なので、明日提出に行こうと思ってます。
とりあえず、昨年よりはスムーズに終わりました。しかし、ダウンロードした申請ソフトはそのままです。明日、使い方の説明を聞いてこようと思います。
このblogもmixiに転送かけてますが、mixiの足跡を見ると1週間に5人ぐらいは、「このユーザーは退会しました」になってます。その人からメールが来るわけでもなく、ただただ足跡を残していく人たっちって何をしているんでしょうか???
まず、この本は「ダ・ヴィンチ・コード」のようなミステリーではありません。頭が良くて、教養のある人物が渾身の力で書いた本は、いつでもとても面白くなります。ミケランジェロが描いたシスティーナ礼拝堂の天井画は、ユダヤ教や、新プラトン主義、タルムードなどから多くの影響を受けていて、実際に絵のこんな部部を見ると驚くようなメッセージが現れますと、教えてくれます。タムルードには、ソロモン王の作ったイスラエルの神殿と同じサイズの神殿を他の場所に作ってはいけないと書かれているそうで、教皇はキリスト教のユダヤ教への勝利を意味するために、わざとイスラエルの神殿と同じサイズの礼拝堂を作ったのだそうです。しかし、そんな勝利の建造物の天井画が、実はキリスト教とは1人として描かれず、ユダヤ人で埋め尽くされ、ユダヤ的なシンボルに満ちていた。それを、隠し通したミケランジェロの真意を読みとろうということで、読むのがわくわくする読書体験が味わえます。★★★★★
前作、「パターン・レコグニション」同様に現代小説になっています。今回は、2006年2月。ヒュベアトス・ビゲンドは、前作同様に世界の謎に挑戦を続けています。
「パターン・レコグニション」では、google、eBay、スターバックス、9.11でしたが、今回は、google earthに、GPS、ヘッドマウントディスプレーによる、路上バーチャルリアリティがアート作品として登場します。ヒロイン、ケイスに代わって、元人気ロックバンドのボォーカル、ホリス。東京は、高価で完璧な食事の代名詞になって、エッジからはのけものです。食事は、日常的なものに回帰して、ビゲンドはおもちゃマニア扱い。
文章がますます緻密になって、読み飛ばせないために、とてもゆっくりしか読めません。4分の3までほとんど事件も起こらず、しかも、現代なのでどれがシンボルで、どれは関係ないのか判断がつきません。残り、3分の1は、いつもどおり「マルタの鷹」状態で聖杯争奪戦になりますので、楽しく読めます。「パターン・レコグニション」と同じく、ギブスンらしい、しかも新しいトレンド小説としても申し分なし。ネットバブルには、関係なさそうですが、ギブスン、ファンにはほっとできるレベルの作品になってます。★★★★