ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ ドン・タプスコット/アンソニー・D・ウィリアムズ

ウィキペディアの本と思っていたら、大きな間違いでした。ウィキペディアの元ともなった、ウィキウィキはもとより、アレクサインデックス、MITのファブ・ラボ、ブロゴスフィア、ピアプロダクション、タギング、アイデアゴラ、LAMPスタック、プロシューマ、マッシュアップ、ピープルファインダーなどの真の意味を解説しつつ、その根幹に知識、経済活動そのものがピアプロダクションに移行しているという新しい世界観を提示しています。実例も豊富で、ボーイングや、P&G、IBMなどの成功例も紹介されてます。こういった考えが正しいかどうかに関係なく、とにかく、気づかされることの多い本でした。★★★★★