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アメリカで警官をやることがどういうことなのか、そこで女性であることがどんなことなのか、銃をつきつけられ、死人を見つけ、仲間とつきあう。とにかく、文明国とは思えない悲惨さです。★★★★
3ヶ月ぐらい前に読みました。ディテール(悲惨な犯罪の)描写が細かく淡々と書かれていて、イタイ小説です。内容を思い出そうとして、小説ではなく映画でみたかもと錯覚してしまいました。ディテールに集中することはこの小説では人の痛みを実感させてしまいますが、逆に痛みを紛らわせることもできます。別のTVドラマですが骨の検屍官が子供の遺体に感情移入してしまい、動揺する見習いに「そういう時はディテールに集中しなさい」とアドバイスしていたセリフが印象的でした。
投稿情報: greenfingers | 2006-08-13 22:14
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3ヶ月ぐらい前に読みました。ディテール(悲惨な犯罪の)描写が細かく淡々と書かれていて、イタイ小説です。内容を思い出そうとして、小説ではなく映画でみたかもと錯覚してしまいました。ディテールに集中することはこの小説では人の痛みを実感させてしまいますが、逆に痛みを紛らわせることもできます。別のTVドラマですが骨の検屍官が子供の遺体に感情移入してしまい、動揺する見習いに「そういう時はディテールに集中しなさい」とアドバイスしていたセリフが印象的でした。
投稿情報: greenfingers | 2006-08-13 22:14