« 猫も杓子も猫かぶり 出久根 達朗 | メイン | いな吉江戸暦―大江戸神仙伝 石川 英輔 »
16年ぶりの完成です。よく終わったものです。唐へ留学した空海と、橘逸勢が、ホームズとワトソンコンビで、活躍のはずだったのですが、いつのまにか逸勢が、ただのおまけになってしまいました。これは、長編はどうやって登場人物を殺していくかが問題なのですが、濃いキャラがだれも死なないままエンディングを迎えてしまい、整理がつかなくなった感が。3巻まではあれほど面白かったのに。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント