西尾 維新が、面白いというので読み始めました。図書館戦争のように、甘い恋愛と、シリアスな殺人事件を足した、ライトノベル風の小説ですが、なかなか面白い。出てくるのは世紀の天才ばかり。しかも、10代か20代。驚異の能力、思考回路、動態能力。しかし、一人称の主人公は自分が存在するべきでないと感じている社会不適応者。こういった思考と、ポジティブな思考の間を、普通の人は行ったり来たりするわけですが、そこは小説。死んでもスタイルが崩れません。このスタイこそが、この小説を支えています。とりあえず、西尾 維新読み開始しました。★★★
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