3部作の最終巻ですが、もちろん、どの巻も独立してます。後書きに、思ったことが全部書いてありました。1巻は、異文化人類学SF。2巻は、物理学に即したハードSF。そして、3巻はスペースオペラ+少女冒険小説。ということで、1巻2巻で盛り上がった、ハードSF指向がみごとになくなってしまい。冒頭、ちょっと読んでて悲しくなりました。人物描写よりも、周辺の自然や、建物や、細部の描写がリアリティを与えてきたのに、そういった部分を人間描写にしてしまったせいで、みんな普通人で、大変ですという普通の小説になってしまいました。かなりがっかりです。★★
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