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清末から、国共合作あたりまでが対象ですが、世界の大国、日本に常に文明をもたらしてくれていた中国が、蹂躙され、苦悩し、独立を果たすまでが描かれています。まさに、西欧と東洋の衝突であり、人類史の中でもっとも多きな変化だったと思います。しかし、それを明確に表現した歴史書はほとんどなく、今後の研究に期待します。本書では、太平天国や、国共合作を、中国南部から、北部への初めてのアクセスととらへ、読み直そうとしていますが、魯迅の扱い方といい、成功しているとはいえないようです。★★★
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