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未発表の歌集ということで、早速読んでみましたが、それほど完成度は高くない気がします。全体に、迫力がなく、歳を感じてしまいます。★★★
悲しい結末を書かずに物語が終わってしまいました。これだけ書いて、張学良の国共合作を書かずに終わるとは。続編あるのでしょうか?★★★
「ラナーク 四巻からなる伝記」を読む前に前哨戦のつもりで読んでみました。女性版フランケンシュタイン、幼児時代をスキップしたために、普通の人間とは違った性格を持った女性の伝奇ということになるのですが、村上龍の「超電導ナイトクラブ」の女性の方がかっこいいし、話しも面白いラナークはやめとこうという結論に。★★★
ペギー・スーの新作が出ているとは知りませんでした。表紙の絵のスーは、ちょっと可愛くなって、なんかおかしいし、内容も陽気な悲惨さが薄れて、ソフトな感覚になってしまいました。しかし、面白いのは変わりません。★★★
時代劇ではありません。どちらかというと、平成版八墓村。中国山地の寂れた温泉町で、血と金で次々と人が死んでいきます。田舎って怖い。★★★
バイオ・インスピレーションとか、バイオ・ミメテックスとかいわれる分野の紹介本です。昆虫や植物など自然の微細構造を真似ることで、新しい技術や素材を作ろうという学問。しかし、実際のバイオ・インスピレーションについての記載は10分の1もありません。後は、雑学的な知識ばかり。プロのサイエンスライターの本のはずなのですが、自分の知っていることは全部書かないと気が済まないようで、話しがどんどん飛んで、体系的にものを書けないようです。頭の悪い人が書いたものといった感じ。★
今回は誰も死にません。戦闘は、梁山泊以外で行われます。今回の大物は、耶律大石でしょうか。元が進行してくるまで生き残れるのか、次号当たりから、華々しい死に方特集が始まるような予感。★★★
エビ養殖のために、マングローブの林を養殖池にしたのも日本人。マングローブで作った炭を大量輸入しているのも日本人。マングローブ炭というものを初めて知りました。その結果、インドメシアでは地震の際、津波を防ぐマングローブ林がなくなってしまった。グローバル化の真の側面です。何千キロも離れた場所で取られたエビを大量に食べている自分もグローバル化しているわけです。★★★