« 藩校早春賦 宮本昌孝 | メイン | 逆説の日本史 古代黎明編;封印された「倭」の謎 »
広重の江戸百は、単なる絵はがき的なものではなく、安政の大地震から江戸が復興、また姿を変えていく、時事風俗を写したものだったというお話。謎解きというタイトルは、ちょっと大げさだと思うんですが、精密な論証には頭が下がります。浅草金龍山の、地震で傾いたはずの五重塔がまっすぐなのはなぜなのか、夏に発売されたのに、背景は雪景色なのか、そんな疑問を丁寧に解説委してあります。★★★
この記事へのコメントは終了しました。
コメント