正しい戦争があるのか、ないのかではなく、正しい戦争というものがどういう法解釈の元に成り立つのか、聖戦、正戦、という考えがヨーロッパでどのように生まれ、発達してきたのか、そういった基本的なことを押さえ、議論するためのベースがまとめられた本です。テロに対して、国際法上、戦争を行うことができるのか、自衛権はどこまで拡大できるのか、なんといっても、ブッシュ大統領は現在、正しい戦争を行っているわけで、日本も小泉首相の下、その戦争に加わっているわけですから、自らの戦争について考える必要があるわけですね。★★★
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